毎度おなじみ、”脳科学おばあちゃん、第三弾は子ども叱り方について、
興味深いコメントを紹介します。
子供をどんなふうに叱ったらいいのか」という母親からの相談には、
「すぐ怒鳴ったり、直接手を上げないことだね」とその場の感情に駆られて瞬間的に反応することを戒め、
「4段階で叱る方法」を説いている。
●第1段階:「コラ!」と声をかける。
とは言っているが、おばあちゃんの意図はこうだ。
いきなり手を出すのはやめろ。まず、間違いを犯している者に対して、ためらわずに注意を喚起する大切さを強調する。
●第2段階:「またやったな、もうやるなよ!」と教えさとす。
●第3段階:「今度やったら、しゃもじでぶん殴るぞ!」と威嚇する。
第2、第3の2段階を、あえて挟み込んで、問題行動発見時から懲罰までの時間を置き、
わき上がっていた怒りの気持ちを徐々に落ち着かせるために多少長めの言葉をかける。
これで母親の気持ちは怒りから、指導モードに切り替わることだろう。
これでも聞かない子供に対して用意されているのは、
●第4段階の懲罰だ。「しゃもじ持ってこい!」。
懲罰の道具は瞬時に繰り出せる自分の手ではなく、しゃもじ。
しかも、それで叩かれる本人に持ってこさせるという手続きを踏むことで、
子供に叱られたことの意味を考える時間を与え、
今後の自分の行動修正についての気づきを促すことになる。
同時に、母親をさらに冷静にさせることになる。
いかがでしょうか?叱り方も人それぞれですが・・・